そんな方に向けて、この記事ではネットバンクを使った先取貯金のやり方を説明します。
この記事を読めば、一年後には数十万円が口座に貯まっている状態になります。
私自身もこの記事のやり方で、6年間で600万円の貯金に成功しました!
貯金ができない人や、これから貯金を始めたいと思っている貯金初心者にぴったりの内容です。
誰でも簡単に実践できる内容なので、ぜひ真似してみてください。
貯金するなら、ネットバンクで先取貯金がおすすめ
先取貯金とは?
先取貯金とは、給与が振り込まれたら、一定額を先に貯金する方法のこと。
先に貯金分を取り分けておくので、「気づいたら全部使ってしまっていた」「今月は目標金額の半分しか貯金できなかった」なんてことを防ぐことができます。
なかなか貯金ができない人は、「とりあえず好きに使って、余った分を貯金しよう」と思いがち。
でも、思い出してみてください。実際にお金が余っていたこと、ありますか?
仮にあったとしても、それって老後の資金として十分な額ですか?
「耳が痛い話だなあ」と思った方、安心してください。
先取貯金を取り入れれば、貯めたい分を先に取り分けるので、毎月決まった金額を貯金にまわせるようになりますよ。
先取貯金のやり方
一定額を先に貯金するって、具体的にどうすればいいの?と思いますよね。
おすすめなのは、貯金専用の銀行口座を作り、給与口座から貯金専用口座に送金するやり方です。
口座を分けることで、我慢できずに貯金分を使ってしまうのを防げるうえに、貯金残高が一目でわかるようになるからです。
金融庁が令和元年に公表した報告書によると、老後30年生きた場合、年金以外に約2000万円のお金が必要と言われています。(ライフスタイルによって必要な金額は変動)
仮に「定年までに2000万円貯金する!」と目標を立てたとしても、今いくら貯金があるのかを把握していなければ、あとどれくらい貯めたらいいのか計算できないですよね。
また、残高がどんどん増えていくのを見るだけでも、貯金へのモチベーションがあがります。
このような理由から、貯金専用口座を作ることをおすすめします。
なぜネットバンクなの?
ネットバンクを使う最大のメリットは、「定額自動入金サービス」が無料で使えること。
「定額自動入金サービス」とは、他行の口座からネットバンクの口座へ毎月一定額を取り寄せてくれるサービスです。
(「定額自動入金サービス」というのは一例で、名称は銀行によって異なります。)
このサービスを使えば、給与口座から貯金専用口座への送金を自動化できるので、「自分で毎月送金するのは面倒くさくて挫折しちゃいそう」なんてずぼらな人にぴったりです。
とても便利なサービスですが、実は落とし穴も。それは、銀行によっては手数料がかかること。
例えば、三井住友銀行の「定額自動送金《きちんと振込》」というサービスの場合、一回の送金につき最大660円の手数料がかかります。(送金額や送金先口座によって変動)
仮に一回660円として、一年間で12ヶ月×660円=7920円もの手数料がかかってしまうのです。
約8000円といえば、飲み会に行ってもお釣りが来る金額。馬鹿にならないですよね。
そんなデメリットを解消してくれるのが、ネットバンク。実店舗がない分、手数料無料や有利な金利で人気があります。
「定額自動入金サービス」も、ネットバンクなら手数料無料でできちゃうんです。
ただし、一口にネットバンクといっても、提供するサービスは銀行によって様々。「定額自動入金サービス」がなかったり、都市銀行と同じように手数料がかかるネットバンクもあるので、事前に確認しましょう。
給与口座は今のままでOKです。
面倒な変更手続きが不要で、勤め先から銀行を指定されている人でも
できますね!
【先取貯金の始め方3ステップ】①毎月の貯金額を決める
まずは少額からでもOK
先取貯金をすると決めたら、最初に毎月の貯金額を決めましょう。
貯金に回せる金額は、収入や家族構成、ライフスタイルによって人それぞれ。
大事なのは、無理なく続けられる金額にすることです。
無理して高めに設定してしまい、不足分を貯金専用口座から補填することになっては、元も子もありません。
いくら貯金に回せるか分からないという人は、まずは10,000円程度の少額から始めましょう。
数か月やってみて余裕があれば、後から金額を増やすことはいつでも可能です。
毎月10000円なら始めやすい!
【先取貯金の始め方3ステップ】②ネットバンクの口座を開設する
申し込みはオンラインでOK
毎月の貯金額が決まったら、貯金専用口座を開設しましょう。
ネットバンクなら、口座開設の申し込みもネットで完結することがほとんど。
本人確認書類を提出する必要がありますが、スマートフォンで写真を撮影してアップロードすれば郵送も不要なことが多いです。(銀行による)
土日や夜間でも申し込みできるので、平日休めない人でも大丈夫!
カードの受け取り
申し込みが完了後、銀行側の審査に数日かかります。
審査に通過すれば、メールで口座開設完了の通知が届き、キャッシュカードが郵便で送られてきます。
同封の案内書に従って初期設定をすれば、口座開設は完了です。
【先取貯金の始め方3ステップ】③定額自動入金サービスの設定をする
金額と引き落とし日を入力する
初期設定が終わったら、「定額自動入金サービス」の設定をします。
ネットバンクのサイトにログインするか、あれば専用アプリをインストールして、取引画面から設定をしましょう。
取引画面では、①金額②給与口座から引き落とされる日 の2つを入力する必要があります。
①金額は、先の項目で決めた金額を入力すればOK。ただし最低でも10,000円からとなります。
②給与口座から引き落とされる日は、毎月5日か27日のどちらかを選べることが多いです。
(銀行によって多少異なったり、選べないこともあります)
給料日が25日の人であれば、引落日は27日を選びましょう。
「貯金専用口座に移す前に、我慢できずに使ってしまった」なんてことを防ぐことができます。
給料日が25日以外の人は、給料日から引落日までの日数が少ない方を選ぶのがおすすめです。
これで手続きは完了です!後は給与が振り込まれるのを待つだけ。
思ったよりも簡単だと思いませんか?
【実際に使ってます】先取貯金をするのにおすすめのネットバンク
ネットバンクで口座開設するなら住信SBIネット銀行がおすすめ
ネットバンクがいいのは分かったけど、「たくさんあってどの銀行にすればいいの?」と悩んでしまいますよね。
私の独断になりますが、おすすめは住信SBIネット銀行。
住信SBIネット銀行をおすすめする理由①手数料
住信SBIネット銀行をおすすめする一つ目の理由は、手数料の無料回数が多いこと。
スマートフォンで専用アプリをインストールして、「スマート認証NEO」の設定をすれば、ATMでの入出金手数料が毎月5回まで無料に。また、他行への振込手数料も毎月5回までは無料となります。
貯金専用口座なので利用することは少ないかもしれませんが、目標金額を達成していざ使うぞ!というときに手数料を引かれたらがっかりしてしまいますよね。
万が一のときにも手数料無料で引き出せるので安心です。
住信SBIネット銀行をおすすめする理由②SBI証券との連携が便利&お得
住信SBIネット銀行をおすすめする二つ目の理由は、SBI証券との連携が便利なこと。
せっかく貯金が増えていくの仕組を作ったのに、普通預金や定期預金に預けたままにしておくのはもったいない。
年金がいくら貰えるかもわからない現在の日本では、自分で老後の資金を確保する必要があります。
ですが、毎月貯められる額にも限度があり、貯金だけでは必要な金額に届かない可能性も。
知識が必要にはなりますが、上手に資産運用すれば、不足分を補うこともできます。
住信SBIネット銀行とSBI証券を連携させれば、積立NISAや株式投資で資産運用するのがスムーズに。
手続きをすれば、銀行口座と証券口座間で資金を共有するため、送金手数料が不要になります。
特に積立NISAに関しては、取り扱う商品数の豊富さと、三井住友クレジットカードの利用でポイントが貯まる点が魅力的。
住信SBIネット銀行とSBI証券は同時に口座開設申し込みができるのも利便性が高いです。
積立NISAに興味がある人は、あわせて申し込んでおくことをおすすめします。
まとめ【ネットバンクで貯金を増やそう】
貯金が思うように増えないと、とっても不安になりますよね。
でも、この記事の通りにネットバンクで先取貯金を始めれば、一年後には気が付いたらお金が貯まっている状態になります。
貯金ができるようになる方法と、先取貯金の始め方3ステップを以下に再掲します。
最初の設定さえしておけば、後は何もしなくてもお金がたまっていくのが先取貯金のメリット。
あなたも是非実践して、欲しかったあの商品を買ったり、老後のために運用したりしてみてください。